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2013年5月10日 (金)

ソクラテスとの対話

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ヘファイストス神殿

今から2400年ほど前、この古代アゴラでソクラテスはたくさんの市民に向かって「生きるとは何か」「愛するとは何か」などと、なかなか答えが見つからない問題を問いかけていたのではないだろうか。
そのうちに市民がいろいろな事を考えることは為政者にとっては、邪魔になり処刑された。
命がけで考える人だったんだろう。

Photo_2 古代アゴラで

アゴラを歩いていると「考える」ということがどれほど大事なのか思い知らされる。
ホモサピエンスは、ある時から「死」という概念を感じ取ったり、「愛する」ということを知りはじめたり、「家族」などの抽象的思考をはじめた。
これが人間を人間たらしめる。

この時代頃からこのアテネでは、硬貨が使われはじめた。
お金は、バーチャルだ。
抽象的概念がなければお金は出現しない。

Photo_3

アテネを見下ろす丘

ホモサピエンスが脳を大きくしながら考えついた1つの形が、このギリシャで花を開き始めたことが分かった。

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