最古のピラミッド
サッカーラにあるジョセル王のピラミッドを見た。
今から4600年程前に造られた、世界最古のピラミッドといわれている。
大きなお墓「マスタバ墳」というのが下にあり、王の権威を示すために上部を高く積み上げた。
イムホテプという宰相がいた。
天才的な建築家で、科学的な思想も持ち合わせていたようだ。
サッカーラの階段式ピラミッドができた後の百数十年後、世界最大のクフ王のピラミッドができる。
なんといっても初めにやった人の天才的なひらめきが輝いている。
ピラミッドの裏側にまわると、倒れかかったような、分厚い石の板があり、小さな穴が二つ開いている。
その穴を覗くと、ジョゼル王の座像が見えた。
死後、ジョゼル王がこの穴から北斗七星を見るように設計されているという。
天界でも自らが主役になることをイメージしていたのではないだろうか。
この時代にすでに、天文学が始まっていた。
サッカーラのピラミッドは、泥臭いけど魅力的だ。
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