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2013年6月24日 (月)

イラクへ、医療者派遣を充実

2月にイラクのアルビルで第12回JIM-NET会議が開かれ、イラクの4つの病院から報告を受けた。
急性リンパ球性白血病の初期治療中の死亡率は、順次改善してきていたが、前年より悪化し、10パーセントを超えたことがわかった。

1142 イラクの難民キャンプの子どもたち

原因は患者数の増加と、医師・看護師不足。
そして、政府には薬があるにもかかわらず、きちんとした供給体制ができていないマネージメント力の不足がある。
また、治安が改善しつつあるが、波があり、時々大きなテロが連発することも、医療体制の不安定を招いている。
これを受けて、JIM-NETでは、治療成績をもう一度、改善させるため、2013年度は日本からの医師や看護師の派遣を充実することにした。

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