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2013年7月30日 (火)

鎌田劇場へようこそ!(141)

「嘆きのピエタ」

キム・ギドク監督作品。

大感動。
人間の恐ろしさや不思議さが表現されている。
お母さん役のチョ・ミンスがなんともいい。
借金の取り立て役のイ・ジョンジンも素敵な若者である。

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人間はここまで人を傷つけることができるのかと思わせながら、ほんの少し光明が差すような大どんでん返しが待っている。
残虐な映画で、はじめは最後まで見ることができるだろうかと思ったが、ひきこまれるように映画に見入った。
暴力的だけど、美しい。
繊細で、悲しく、切ない映画だ。

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