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2013年7月 4日 (木)

鎌田實の一日一冊(183)

「ピーことば」(ピーコ著、主婦の友社、1365円)

ピーコさんの言葉はもともと辛らつで、核心をついていることが多かったが、この本を読んで、さらに深みを増したように感じた。

「ガラスも陶器も割れるのよ。人も死ぬのよ」
「自分の幸せって、人の幸せがあってこそ成り立つもの」
「欲が先に立たない生き方ができると、すごく楽になるわ」

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ピーコさんはやさしい。
ぼくが困ってお願いすると、先約がないかぎり、快くボランティアの手伝いをしてくれる。
「自分も大事だけど、人の役に立つことをしなければ穏やかな気持ちにはなれないの」というのがピーコさんの思いである。

ピーコさんには6/23、「日曜はがんばらない」(文化放送)にゲスト出演していただいた。
その様子は、こちらからお聴きください↓
http://www.joqr.co.jp/kamata/

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