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2013年7月19日 (金)

がんばらない経済学21

相変わらず株価の乱高下が激しい。
外国のヘッジファンドが利益を上げている。
彼らは下がっても儲けようとするし、もちろん上がり相場をつくって儲けようとする。
行き場のないお金がじゃぶじゃぶあふれている。

韓国は対円、対ドルに対してともにウォン高になりはじめ、輸出企業に打撃が起きている。
非常に厳しい。
もともと持っているお金がないため、アメリカの金融引き締めでアジアやアフリカに行っているお金が引き上げられる。
この一環で韓国も大きな打撃を受ける可能性が高まっている。

中国の短期金利も、一瞬だけだが、13%跳ね上がった。
日本では、中期金利が0.5から0.8%に動いただけでも、借金の利子が厳しくなると大騒ぎになる。
中国の本当の懐状態は、けっしてよくない。

韓国も中国も、尖閣諸島や竹島のことでカリカリしないで、日本と共同補助をとっていかなければ、危険な水域に入っていきかねない。
もちろん日本にとっても、望ましいことではない。
お互いが大人になることが望まれる。

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お知らせ

明日7/20、夜9時からの「日本満喫☆たびロード」(ラジオ日本)は、茅野市の特集。
鎌田も、‘縄文大使’として八ヶ岳の話をする。
ぜひ、聞いてください。http://www.jorf.co.jp/PROGRAM/japan.php

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