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2013年7月 8日 (月)

原発事故542

福島第一原発20キロ圏内に入った。
ひびの入った原子炉を、本当に廃棄処理できるのだろうか。

チェルノブイリ原発に3回行ったが、25年たった2年前ですら、100メートル地点で毎時18マイクロシーベルトだった。ものすごく高い値である。

チェルノブイリでは、シェルター計画も遅々として進まない。
溶けた燃料棒の取り出しが、どのような形で行われるのか。
100年かかる可能性が十分ある。

1307041__ 曇天の都心の朝

福島第一原発事故の放射能放出量は、チェルノブイリの6分の1といわれている。
福島第一原発は、本当に20~30年で溶けた燃料棒の取り出しができるのだろうか。
その後の本格的な廃棄は、どのような形で行うのか。
想像もつかない。

全国の原発で使われた使用済核燃料の処理も、世界的な問題になっている。
こんな心配を抱えながら、さらに原発を推進するなんて、ちょっと信じられない。

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