がんばらない経済学⑲
アベノミクスの張子の虎に、穴が開き始めている。
参院選前に、表面上だけでも株価を戻したいと考えているのだろう。
骨太の経済対策が、全然骨太でないことがわかり、失望売りがおこなわれた。
安倍首相はすぐに設備投資に対し、投資額の3%を法人税額から差し引く仕組みを提案している。
アベノミクスの間違いは、1%のお金持ちとヘッジファンドだけを大儲けさせていることである。
株が下がるときにすら、儲かるのだから、あきれる。
本当に経済がよくなるには、99%の中流や貧困層にきちんとお金が回ることだ。
富裕層ではない人たちにお金が回ると、貯金する余裕がないから、市場も動き出す。
大事なのは、雇用が広がる政策をみせること。
張子をさらに張りぼてにすることではないと思う。
参院選前に表面だけとりつくろうような政策はやめ、本当に骨太の政策を出し、日本経済がよくなるように、雇用の拡大を仕掛けていくべきである。
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