世界最大の防潮堤
宮古市田老町の防潮堤を、前市長で内科医の熊坂先生の案内で見に行った。
「これがなかったら、もっとたくさんの死者が出ただろう」というのは、世界最大規模の防潮堤。
だが、津波で破壊され、津波は町をのみこんだ。
この防潮堤を10メートルから14メートルにかさ上げするという。
二重の防潮堤の上に道路をかさ上げし、道路自体も防潮堤として使い、三重の防潮堤とする。
住居地は、この内側につくる。
それでも熊坂先生は、「これでだいじょうぶと思わないこと。やはり津波が来ることがわかったら、逃げること。その繰り返しが、命を守ることにつながる」という。
同感だ。
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