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「タンゴ・リブレ 君を想う」
いい映画だ。
アルゼンチンタンゴは激しく、切ない。即興で踊るという。愛や欲望にあふれている。
刑務所の看守をしている平凡な男が、ダンス教室で出会った女性に心を奪われる。その女性の息子と、刑務所に入っている夫、愛人。1人を女性を中心に4人の男たちの心の葛藤がうまく描かれている。後半は、テンポが早まり、見るものを見事に裏切る。まさかと思うようなエンディング。中盤は中だるみがあり、自分が作ったらもうちょっとおもろくなるなんて思っていたが、後半はかっこいい映画になった。
愛のために自分を捨てることができるって、かっこいい。
9/28から全国ロードショー。
鎌田實 2013年8月25日 (日) 08時00分 | 固定リンク Tweet