小澤征爾の魔法
サイトウ・キネン・フェスティバル松本で、2年ぶりに小澤征爾さんがタクトを振った。
この人が指揮台に立つと、なまめかしい迫力がある。
小澤の魔法かもしれない。
天皇陛下も鑑賞されていた。
ラヴェルの「こどもと魔法」というオペラを見た。
音楽を聴く時間はほどんどないが、年に一度のサイトウ・キネン・フェスには、時間を空けて行くようにしている。
手術の足の傷も治りかけている。
これから、東北支援が続き、忙しくなるが、気合を入れて、倒れないようにしたいと思う。
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サイトウ・キネン・フェスティバル松本で、2年ぶりに小澤征爾さんがタクトを振った。
この人が指揮台に立つと、なまめかしい迫力がある。
小澤の魔法かもしれない。
天皇陛下も鑑賞されていた。
ラヴェルの「こどもと魔法」というオペラを見た。
音楽を聴く時間はほどんどないが、年に一度のサイトウ・キネン・フェスには、時間を空けて行くようにしている。
手術の足の傷も治りかけている。
これから、東北支援が続き、忙しくなるが、気合を入れて、倒れないようにしたいと思う。
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今年もJIM-NETのチョコ募金を行う。
チョコレートは12月2日に発売をスタートする予定だ。
だが、早くも「11月20日にほしい」というご依頼があった。
息子さんの結婚式で参列者に配りたいという。
とてもありがたいことだ。
こうした方々のご支援のおかげで、イラクや福島の子どもを救う活動ができる。
心から感謝。
チョコ募金については、時期が来たら告知するので、今年もよろしくお願いいたします。
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イラクのリカア先生が、JCFの招聘で一か月間、信州大学に来ている。
イラクで多発している前白血病状態や白血病の子どもの遺伝子研究が評価されて、信州大学同窓会賞を受賞した。
信州大学同窓会賞を受賞したリカア先生と
リカア先生は4年間、信州大学で研修していたが、いったん北イラクに帰っていた。
自宅のあるモスルに戻ると、すぐに携帯電話に脅迫電話がかかってきたそうだ。
結局、モスルにはいられず、クルド人自治地区の治安のいい町で医師を続けている。
イラクでは前白血病状態の骨髄異形成症候群の子どもが増えている。
リカア先生は今、論文をまとめているが、劣化ウラン弾と、前白血病状態や白血病を起こす遺伝子異常の関係を証明できれる可能性が出てきた。
12月にまた信州に来て研究を続ける予定だが、その前に久しぶりに再会できてよかった。
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イラクのバグダッドからスハッドさんとハディールさん姉妹が信州に来て、コンサートを行った。
5年前にイラクのアルビルで会ったときには、楽器がないということで、スハッドさんにオーボエをプレゼントした。
大震災のときには、今度はスハッドさんらがバグダッドでチャリティコンサートをして、被災地の相川小学校などに寄付してくれた。
そして、先週末、福島から来た子どもたち36人との交流会では、「上を向いて歩こう」や「ふるさと」を演奏してくれた。
福島から来た子どもたちは、ちぐささんの人形劇で楽しんだり、ボランティアで来てくれた塩尻のクラウンの人たちと楽しんだ。
前日は、放射能を気にせず、草の上でごろごろと遊んだ。
お母さんたちも「いい時間になった」と喜んでくれたようだ。
阿部知事が飛んできてくれ、ぼくと、お母さんたち、それから福島から長野に“疎開”している1000人近くの人のうち、何人かが参加し、これから福島の子どもたちの命を守るためにどうしたらいいかを話し合った。
お母さんたちの心配は、やはり甲状腺がんだ。
いま、甲状腺がんと診断されている人は18人、疑いのある人も含めると43人いる。
尋常ではないことが起きていると思う。
母親としては、子どもの命と健康を考えて、他県の野菜を買ったりしているが、夫はそんなことをする必要がないと意見が分かれている、という声もあった。
夫婦で意見が分かれ、それが不仲や離婚などにつながらないようにしてもらいたいものだ。
早く子ども・被災者支援法の骨子を決めてほしい、という訴えも聞かれた。
検診を早くしてほしいという声も多かった。
心配だったら、ひらた中央病院や、絆診療所、諏訪中央病院、信州大学でも受けられる。
また、福島県は保養を認めていないので、「保養」と名前がつくと、県や市町村は送りづらくなるのではないか。保養という名を使わずに、スポーツ交流や夏休みなどとしたらどうか、という意見が出た。
お母さんたちの心配を尽きない。
これからも子どもたちを守る方法をみんなで考えていきたい。
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福島原発の汚染水が問題になっている。タンクから漏れた汚染水からは毎時100ミリシーベルト。1時間で0.5%がんになる可能性が増えるという数値だ。とんでもないところで作業員たちは働くことになる。
1日400tずつ汚染水が増えている。地下貯水槽にあった2400t分の汚染水をタンクで保管せざるを得なくなっている。海に流出したストロンチウム90が最大10兆ベクレル、セシウム137が最大20兆ベクレルという。
東京電力に統治能力は果たしてあるのだろうか。
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安定ヨウ素剤はいつ飲むのか。
3歳以上の人は、甲状腺が被曝する24時間前に飲むことが大事。9割以上の被曝が防げる。3歳未満用のシロップがあるが、国産ではないので、3歳未満の子どもたちは逃げるしかない。今回、逃がしていないことが問題。
今まで40歳以上は飲む必要がないと言われていたが、実際ベラルーシでは40歳以上の甲状腺が増えだしているので、3歳以上の人はすべて、被曝の可能性がある場合、安定ヨウ素剤を飲むことが大事である。
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甲状腺がんの子どもが6人増え、18人になった。
現在21万6800人の子どもの検診が終わり、18人が甲状腺がん。約1万2000人に1人にがんんが発生していることになる。大変高い比率である。
もともとは100万人に1人といわれているめずらしい小児甲状腺がんが、これだけ出ているのに、原発事故と関係ないと本当に言い切れるのだろうか。できる限り慎重にすべきだ。
甲状腺がんは4年たたないと発症しないなどと、のんびりしたことを言っていないで、(ぼくが前々から言っているように)調査をスピードアップして、早期発見・早期治療を行えるようにすべきである。
事故直後の被曝基本調査を終えた人(4ヶ月間の外部被ばく線量の調査に回答した人)は全体のたった4割。こんなのはおかしい話だ。
行動記録などをとらなくても、外部被曝を測定するガラスバッチをとっておけば、セシウムからヨウ素の被曝量を概ね推定できるはずである。放射能の見える化をしなかった県と政府の責任は大きいと思う。
この4割の子どもたちの外部被曝量は、全員2ミリシーベルト未満だったというが、信用のできない話だ。
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「ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界」
素敵な映画。
イギリスの女流監督サリー・ポッターの最新作。
舞台はイギリス。ビートルズや、ヌーベルバーグが生まれる少し前の1960年代。
冷戦がはじまり、キューバ危機がおきるころの、思春期の2人の少女の物語である。
めまぐるしい状況の変化のなかで、核家族が壊れていく。
壊れながら、自由とは何か、愛するとは何か、美しく語られていく。
人間の脳には、「眠りたい」「食べたい、」「セックスしたい」「闘いたい」という本能をつかさどる脳がある。
爬虫類の脳だ。
この本能が社会構造のなかに組み込まれ、一人の人間のなかでも暴れ、爆発してしまう。
人間は、困った、どうしようもない存在。
だから、いとおしい。
50年前の青春を思い出させてくれるようだ。
8/31より1ロードショー。
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陸前高田市の松原苑の方からメールをいただいた。
二度の講演会がよかったので、もう一回お願いしたいという。
8月末、歌手の神野美伽さんと松原苑に慰問に行き、元気づけたいと思う。
同時に仮設住宅にいる方々の心も元気にしたいので、「朝日のあたる家」という集会所も訪ねることになった。
「鎌田式健康ごはん」(マガジンハウス)のレシピのなかから一つ選んで、一食おふるまいをし、神野美伽さんの歌と鎌田の健康法の話をする予定だ。
南相馬にも寄り、東北支援をしてくるつもり。
9月には青森と宮城に行き、3歳の息子さんを亡くした女性や、復興ピアノを作っているサルコヤ楽器のおやじさん、JIM-NETで働いていたクマさんや川添看護師ら、石巻に居を移した人たちを尋ねてこようと思っている。
まだ被災地は厳しい状況。
むちゃくちゃ暑いけど、そんなことは言っていられない。
できるだけ支援を続けていきたい。
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地域医療研究会・全国大会
テーマ: 『少子高齢社会における医療・介護・福祉』
日時: 2013年9月15・16日
場所: 東京国際フォーラム
9月16日(2日目)
一般公開特別講演
「フクシマ後の世界を生きる」
座長: 鎌田 實
地域医療研究会は1980年に発足され、全国の各地域で医療・介護・福祉などを実践している医療機関やその職員および患者、市民により構成された会で、各分野で直面するさまざまな問題にアプローチしています。
青山壽久大会長(社会医療法人財団石心会埼玉石心会病院長)は、
「今回は従来からのテーマ以外に救急医療や認知症を正面から言及するほか、メディカル・ソーシャルワーカー(MSW)の役割についても検討していきたい」
と話しています。
医療・介護・福祉をすべての現場の方から学んでいただける機会です。
是非お申込みください。
事前申し込みがお得です。(締切:8月26日 お急ぎください)
<参加費 (2日間共通パス)>
・ 医師・・・9,000円
・ 看護師など一般・・・3,000円
・ 学生・・・1,000円
※当日の参加申し込みは 各 +1,000円
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イラクのバグダッドからスハッドさんとハディールさん姉妹が来日する。
25日、27日の東京、大阪でのコンサートを前に、松本を訪れる予定だ。
姉妹は21日、長崎を訪れ、核兵器廃絶をめざす高校生1万人署名との交流会や原爆資料館を見学をした後、23日午後1時から、松本のMウイングでコンサートを開く。
鎌田も登壇する予定だ。
同時に、福島市や郡山市の母子36人が保養に来ているので、スハッドさんらと交流会をする。
長野県ではボランティアやNPOなどが、福島の子どもたちのサポートしようと取り組んでいる。
時間の都合がつけば、県知事も顔を出すという。
スハッドさんは10歳のとき、イラク戦争がはじまった。
そのときに書いた絵を、JIM-NETは「戦争はいらない」というポスターにして、戦争反対を訴えた。
その後、スハッドさんはこんなメッセージを出した。
「傷ついたイラクから日本の子どもたちへ
みんなことが恋しい。みんなのことをもっと聞きたいです。元気ですか。
あの楽しかった日々がまた私のところに帰ってくればと思うけど、今のイラクの現状はそれを許しません。
もし私に翼があり、たくさんの国を越えて、私のきょうだいである日本のみなさんに会えたらどんなにすばらしいでしょうか」
その彼女がいま20歳になり、オーケストラでオーボエを演奏している。
妹のハディールさんは17歳。バイオリン奏者になった。
東日本大震災のときには、彼女たちはバクダッドでチャリティコンサートを開き、その募金を石巻の小学校に寄付してくれた。
今回の来日では、25日に東京で昼の部と夜の部の2回公演、27日に大阪公演ののち、石巻や福島の小学生や大学生と交流する。
ぼくと佐藤真紀さんが書いた「希望」という本には、震災後のガレキの中からアコーディオンとトランペットを探していたブラスバンド部の小学生の姿が紹介されている。
その小学校も慰問する予定だ。
★スハッドさん姉妹のコンサートの詳細、問い合わせについてはこちら↓
http://blog.livedoor.jp/jim_net/archives/52352996.html
ぜひ、音楽を聴きながら、平和について考えてみませんか。
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ついに国の借金が1100兆円になった。
アベノミクスで17兆円の大盤振る舞いをしていることが大きいようだ。
安倍さんは「毒をもって毒を制する」ような治療をしている証拠である。
日本の財政の健全化に対する、外国からの重圧はあるが、外国をどれだけ納得させられるかが大事だ。
現在、日本の個人資産は1560兆円、対外純資産は296兆円、主な大企業が抱える内部留保は267兆円。
国は貧乏だが、個人と大企業は2000兆円をもっている。
ここが、ギリシャやスペインとは圧倒的に違うところである。
このことを政治家が世界にメッセージをおくれるかどうか。
一方で、企業の役割も大きい。
日本の対外純資産は、20年連続で世界一である。
企業が抱えている内部留保の一割でも投資に使い始めてくれれば、公共投資以上の効果を生み出す。
企業が日本のため、国民のために決断をするときではないか。
企業が自主的に1割を使うという決断ができないならば、国が投資減税を行い、内部留保に税金をかけるという荒治療を行うべきと思う。
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「混合診療「市場原理」が医療を破壊する」(出河雅彦著、医薬経済社、2100円)
TPPへの本格的な加入が秒読みになっている。
政府はあやふやにしているが、前のめりである。
アメリカのご機嫌をとるためにTPPに加入せざるを得ないだろう。
本当に大丈夫か、いくつかの問題がある。
農業の崩壊するのではないかと言われているが、国民皆保険制度が崩壊する可能性もある。
アメリカは毎年、大幅な混合診療を日本に要求している。
アメリカの保険業界から強いロビー活動を受けたアメリカ政府が、交渉のテーブルに載せてくるのは間違いないだろう。
日本医師会はTPPに猛烈に反対している。正しいと思う。
ただし、日本医師会は自分の業界の利益を考えることが多いので、もっと中立的な立場で、国民にとってどんな影響があるのかという議論が必要である。
この本はまさに「国民にとって」という視点で、問題点をついている。
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「いのちを語る」(BS朝日、日曜午前11時~)が好評で、本やDVDになる。
9月に放送するために、これから歌人で僧侶の福島泰樹さんと対談することになった。
絶叫の歌人。
たくさんの人の挽歌をうたってきた。無念をうたってきた。
8月15日、二度と戦争しないことを心に誓う日。
彼は絶叫する。
「今こそ大声で呼ばせていただきます。お母さん、お母さん、お母さん、と」
絶叫歌人との対談、楽しみである。
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◎お知らせ
16日、ピーター・バラカンさんのラジオ番組「ライフスタイル ミュージアム」(午後6.30~7.0)に鎌田が出演することになった。
イラクの少女の来日コンサートの話をする。
ぜひ、聞いてください。
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政府は、来年の春、消費税上げるための地ならしを始めているように思う。
1997年、政府は消費税を2%上げ、現行の5%とした。
96年度の実質GDP成長率は2.6%。
この数字をみて、消費税を上げてもよいと思い込んだ。しかし、
97年度は1.6%と下がり、
98年度には-2%と、さらに落ち込んだ。
97年はアジア通貨危機があったため、この影響もあったと思う。
タイミングが悪かった可能性はある。
しかしここから言えることは、少し経済がよいと思って油断し準備を怠ると、消費税を上げた後、痛い目にあう可能性があるということだ。
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岩波ホールで緊急上映されている「ひろしま~石内都・遺されたものたち」(リンダ・ホーグランド監督)
これがなかなかすごい。
同時上映されている「ヒロシマナガサキ」(スティーブン・オカザキ監督)は、友人の笹森恵子さんが出ているために、すでにみていた。
今回「ひろしま」を見て心が揺さぶられた。
写真家の石内都の展覧会を中心にしながら、静かな映像で、命とは何か、戦争とは何か、平和とは何かを語っていく。
ホーグランド監督はこう語る。
「いまでも「原爆投下は正しかった」と考えているアメリカ人はたくさんいます。
パキスタンやアフガニスタンで正義の名の下に戦争をやっているように、
アメリカには正義のためなら人を殺してもいいという神話があるのです。
その根深い神話と戦うには"美しいワンピース"しかなかった。
アメリカではどんなにリベラルな人でも、広島、そして戦争についての正面玄関は閉じられています。
だから私は勝手口を探すしかありませんでした。正義のために人を殺すべきだという幻想はロジックではない。
だからこちらも理屈じゃないもので対抗するしかないのです」
笹森恵子さんの養父ノーマン・カズンズは、ヒロシマ、ナガサキに原爆を落としたことを自己批判する数少ないアメリカ人の一人だった。
「正面玄関」が閉じられているアメリカに対し、広島で死んでいった人たちが身に着けていたワンピースの写真から、死ななくていい人たちの姿を、見る側の想像力でつくりあげていく映画だ。
上映は16日まで。残念至極。
ぜひ、見てください。
岩波ホールについてはこちら↓
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JIM-NETでは8月下旬、イラク姉妹のスハッドさんとハディールさんらを招いて、ピーストーク&コンサートを開催します。
そのための資金カンパをクラウドファンディングで呼びかけているが、まだ目標額に達しておりません。
目標額は30万円。
現在20万円集まっていますが、期日までにあと10万円を集めなければ決済されない仕組みになっており、せっかく寄付していただいた20万円もJIM-NETには届きません。
ぜひ、ご協力をお願いいたします。
お知り合いへのメールや、Twitter・Facebookでの拡散をお願いします。
◆招聘のためのカンパは↓
https://readyfor.jp/projects/guruguru2
(WEBサイトから、クレジットカードで募金ができます。)
◆ピーストーク&コンサートについては↓
http://blog.livedoor.jp/jim_net/archives/52352996.html
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イラク戦争を生き抜いた少女達が来日コンサート!
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2003年のイラク戦争。大量破壊兵器もなく、
国際テロ組織とも関係のなかったイラク。
「大人たちはなぜ戦争するの?」
10歳だったスハッドが戦争を支持した大人たちに問いかけました。
東日本大震災が起こると、オーケストラのメンバーになっていたスハッドは
日本のためのチャリティコンサートに参加。
収益は石巻の相川小学校に届けられました。
イラク戦争から10年経ちましたが、最近またテロが増え、
多くの犠牲者が出ています。
治安が安定しないために復興も進みません。
そんなイラクで立派に成長したスハッドと、妹のハディールを日本に呼び、
音楽を通して戦争と平和を語るツアーを企画しました。
被災地などもまわり、日本の若者たちと未来を考えます。
◆コンサート詳細(チケット予約受付中です!)
【東京 2013年8月25日(日)】
時間:(昼)14時開場/14時30分開演 (夜)17時開場/17時30分開演
【大阪 2013年8月27日(火)】
時間:18時開場/18時30分開演
★サード姉妹 プロフィール
スハッド・サード(20)オーボエ & ハディール・サード(17)バイオリン
イラク交響楽団の主席指揮者カリーム・ワスフィ氏が率いる
民間音楽団体のユースオーケストラに所属する。
このオーケストラでは、東日本大震災直後にバグダッドで
チャリティーコンサートを開催。募金はJIM-NETを通じて、
津波の被害が大きかった石巻の相川小学校へ送られた。
父親が音楽学校の住み込みの用務員だったので、
人一倍音楽に触れることができた。
イラク戦争直前に、JIM-NET佐藤事務局長がサード家の
姉妹たちに出会い、描いてもらった絵は、詩・谷川俊太郎/
絵・イラクの子どもたちの詩画集「おにいちゃん、しんじゃった」や、
イラク戦争反対のポスターに使われた。
その縁が現在まで続き、イラク戦争から10年の今年、
日本に招待することとなった。
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明日13日の読売新聞夕刊に鎌田の「マナー」の連載が掲載される。
山本容子さんのエッチングがすはらしい。
ぼくの原稿を読んだ後、作品を製作してくれる。
どんな作品になるのか、ぼく自身もいつも楽しみだ。
どうぞ、ご覧ください。
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アップル社のポッドキャストの購読数が10億を超えたことを記念して、数ある番組の中から厳選し、世の中に影響を与えている番組ということで、鎌田の「空気に染まるな!~新しい日本を考える」を選んでくれた。
まだ聞くことができるので、ぜひ、チェックしてください↓
https://itunes.apple.com/jp/podcast/kong-qini-ranmaruna!-xinshii/id555250860
また、毎週一回、八ヶ岳山麓映像日記もYouTubeで配信。
ブログも毎日更新している。
ぜひ、八ヶ岳山麓日記を毎日、ご注目ください。
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厚労省から市町村別の平均寿命が発表された。
男性の一位は北安曇郡松川村。82.2歳。長野県は20位以内に11市町村が占めた。
女性は佐久市(19位)が一つだけ。
イチイの木が弱まり、ウゼンカヅラをはわせた。共生関係ができ、イチイも元気になった。
信濃毎日新聞から取材された。
長野県は、高齢者の就業率が高いこと、豊かな自然環境があること、日帰り温泉が日本一、住民同士のつながりが豊か、公民館の数が日本一・・・などといった人間の豊かなつながりとそれを支えやすい環境がある。
そうしたつながりの上に、健康づくり運動やボランティア活動が行われ、農業で体を動かして働いていること、生きがいをもつことなどが長寿を支えていると思う。
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「こけるな日本」(堀田力著、ベスト新書、840円)
日本が危ない、と堀田さんは警告する。
年金、格差、孤独死、放射能、解決策が見えない。
最悪のシナリオを考えながら、私たちはどうなるのか、と考える。
この本で興味深いのは、東日本に地域包括ケアの町、コンパクトシティ、絆のある町という新しい町づくりを提言していることだ。
大槌町などいくつかの町がこの方向で動き出しているとも書いている。
この発想には、東京地検特捜部検事として活躍後、さわやか福祉財団を設立し、ボランティア活動にエネルギーを注いできたことが影響していると思う。
陸前高田などでも、陸前高田在宅ケアを支える会などが発足し、ハードだけでなく、町に血を通わせていく人間系のつながりが大事だと思ったきた。
そういう意味で、堀田力さんの視点には興味がある。
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東京の目黒区立第十中学の道徳の授業で、毎日新聞の連載「さあこれからだ」が取り上げられた。
授業では、まず「希望」と書かれた習字のコピーが2枚黒板に貼られた。
一枚は、津波で流されて亡くなった六年生が書いたもの、と説明された。
この習字は「希望」(東京書籍)の本に載っており、一枚は表紙にもなっている。
その後、毎日新聞「さあこれからだ」をみんなで読んだ。
女川中学では、震災直後、ほとんどのものが流されたが、校庭のヒマラヤスギが残った。
校長先生のどうしてヒマラヤスギは残ったと思うかという問いかけに、ヒロカさんという女の子はこう答えた。
「何千人もの卒業生たちがこの木を愛してみつめてきた、そのまなざしでヒマラヤスギは強くなったのだと思います」
そして、彼女はおばあちゃんとお母さん、お姉さんを亡くしたが、「私が生きているということは、私には何かの役目があるから生き残ったのだと思います」とぼくに語ってきくれた。
宮城県の小学校のブラスバンド部の子どもたちが、アコーディオンやトランペットを津波の残骸のなかから見つけ出す記述では、だれかのために生きることの大切さを考えた。
ぼくが詩を書き、加藤登紀子さんとつくったCD「ふくしま うた物語」も流された。
この授業を受けた生徒たちからは、
「未来があることは当たり前ではないと思った」
「私なんか死んじゃえばいいとか時々言っていたけど、家族のために精一杯生きなきゃと思った」
「こんな境遇のなかで生きている人がいるのに、文句をいっているのが恥ずかしくなる」
などの感想が出た。
子どもたちは素直に反応をしてくれたようである。
自分の書いたものが、子どもたちの心を育てるために役立っていることはとてもうれしい。
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家庭画報9月号
カマタの「がまんしなくてい」が話題の本として紹介されている。
毎日が発見8月号
「鎌田先生の健康力アップ研究所」
国立がんセンターがん予防・検診研究センター・センター長の津金昌一郎先生と対談。
テーマは、何を食べ何を食べなければ、がんにならない体になるか。
Free&Easy 9月号
男の御法度 「骨と筋肉を老化させるな」 というエッセイを書いた。
鎌田式健康ごはん(マガジンハウス)が早くも三刷り6万部となった
仮設住宅でも、一人暮らしの男の人でも、共稼ぎの人でも、
缶詰や、お惣菜コーナーのお惣菜を一品買って、それを利用して料理すると、
短時間でカラダにいい手作りの食べ物がつくれます。
「超簡単」が売りです。鎌田でもできる。長野県を日本一健康にしたヒントがいっぱいつまった本です。
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2003年からはじまったイラク戦争。
大量破壊兵器もなく、国際テロ組織とも関係のなかったイラク。
「大人たちはなぜ戦争するの?」
10歳だったスハッドが戦争を支持した大人たちに問いかけた。
東日本大震災が起こると、オーケストラのメンバーになっていたスハッドは
日本のためのチャリティコンサートに参加。
収益は石巻の相川小学校に届けられた。
イラク戦争から10年経ったが、最近またテロが増え、多くの犠牲者が出ている。
治安が安定しないために復興も進まない。
そんなイラクで立派に成長したスハッドと、妹のハディールを日本に呼び、音楽を通して戦争と平和を語るツアーを企画した。
被災地などもまわり、日本の若者たちと未来を考える。
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◆旅程◆
8/20 東京:公開リハーサル
高田馬場・新宿近郊の音楽スタジオで予定 TGS(TokyoGeidaiStrings)が
参加
8/21長崎:核兵器廃絶をめざす高校生1万人署名との交流会・原爆資料館を見
学
8/22~24長野(松本):福島の子どもたちの保養キャンプに合流
8/25東京公演
8/27大阪公演
8/29石巻:小学校訪問
8/30福島:小学校訪問・大学生との交流会
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東京公演では芸大卒の弦楽アンサンブルと共演!
「脱原発のジャンヌダルク」こと、藤波心ちゃんがトークに出演するなど、日本の若者との交流を企画している。
【東京 2013年8月25日(日)】 予約受付中!
◆時間:(昼)14時開場/14時30分開演 (夜)17時開場/17時30分開演
◆会場:アコスタディオ http://nttbj.itp.ne.jp/0334084541/access.html
◆チケット代 ※要予約
昼2500円 / 夜3000円(懇親会付き)
◆予約・問い合わせ
JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)
03-6228-0746/info-jim@jim-net.net
◆出演者
・TGS(TokyoGeidaiStrings)・Myu・ヤノ ノリコ・榎戸有衣子・Ki-G (木島
康晃)・大嶋愛
◆主催:JIM-NET
【大阪 2013年8月27日(火)】
◆時間:18時開場/18時30分開演
◆会場:シアターセブンBOX?http://www.theater-seven.com/access.html
◆参加費:おひとり様 2000円(ワンドリンク付き) ※学生は1500円
※終了後は交流会を予定しています。(21:00~22:00まで)
軽食とドリンクを用意しております。参加費1500円。
ご希望の方は事前にご連絡ください。
◆出演者
・藤波心・浦田沙緒音・佐藤真紀
◆主催:JIM-NET
共催:【募集中です。幅広いご支援ご協力をお願いいたします!】
協賛:市民社会フォーラム
連絡先:samno616@gmail.com(前野)
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ご協力のお願い
JIM-NETでは、8月25日・27日の東京・大阪公演に向け、
クラウドファンディングのReadyForで招聘カンパを呼びかけます。
https://readyfor.jp/projects/guruguru2
ぜひ、みなさまのご協力をよろしくお願い致します!
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この秋に開催される、第18回鎌田實と行くドリームフェスティバルin会津。
前評判がよく、参加申し込み者が300人を超えた。
サポーターとして参加してくれる人が14人、長い距離は歩かない「ゆったり旅」を希望している人が67人、一人での参加が75人。
添乗員やサポーターから入浴介助などがっちりサポートを受けられる「バリアフリーの旅」が160人。
多くの人が申し込んでくれ、こんなにうれしいことはない。
まだ、もう少し余裕があるようなので、この秋、東北を楽しみながら、応援したいという人はぜひ、ご参加ください。
日程は、9月9日~11日の3日間。
星野リゾート・裏磐梯ホテルに2連泊し、会津の観光や名物料理に舌つづみ。
もちろん鎌田の講演もある。
最終日は、いわき市のスパリゾートハワイアンズで、感動のフラダンスショーを堪能できる。
詳しくはこちらをご覧ください↓
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