スハッドさん姉妹、いよいよ来日!
イラクのバグダッドからスハッドさんとハディールさん姉妹が来日する。
25日、27日の東京、大阪でのコンサートを前に、松本を訪れる予定だ。
姉妹は21日、長崎を訪れ、核兵器廃絶をめざす高校生1万人署名との交流会や原爆資料館を見学をした後、23日午後1時から、松本のMウイングでコンサートを開く。
鎌田も登壇する予定だ。
同時に、福島市や郡山市の母子36人が保養に来ているので、スハッドさんらと交流会をする。
長野県ではボランティアやNPOなどが、福島の子どもたちのサポートしようと取り組んでいる。
時間の都合がつけば、県知事も顔を出すという。
スハッドさんは10歳のとき、イラク戦争がはじまった。
そのときに書いた絵を、JIM-NETは「戦争はいらない」というポスターにして、戦争反対を訴えた。
その後、スハッドさんはこんなメッセージを出した。
「傷ついたイラクから日本の子どもたちへ
みんなことが恋しい。みんなのことをもっと聞きたいです。元気ですか。
あの楽しかった日々がまた私のところに帰ってくればと思うけど、今のイラクの現状はそれを許しません。
もし私に翼があり、たくさんの国を越えて、私のきょうだいである日本のみなさんに会えたらどんなにすばらしいでしょうか」
その彼女がいま20歳になり、オーケストラでオーボエを演奏している。
妹のハディールさんは17歳。バイオリン奏者になった。
東日本大震災のときには、彼女たちはバクダッドでチャリティコンサートを開き、その募金を石巻の小学校に寄付してくれた。
今回の来日では、25日に東京で昼の部と夜の部の2回公演、27日に大阪公演ののち、石巻や福島の小学生や大学生と交流する。
ぼくと佐藤真紀さんが書いた「希望」という本には、震災後のガレキの中からアコーディオンとトランペットを探していたブラスバンド部の小学生の姿が紹介されている。
その小学校も慰問する予定だ。
★スハッドさん姉妹のコンサートの詳細、問い合わせについてはこちら↓
http://blog.livedoor.jp/jim_net/archives/52352996.html
ぜひ、音楽を聴きながら、平和について考えてみませんか。
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