オスロ合意から20年
イスラエルとパレスチナの2国家共存による和平の道のりを進めるはずのオスロ合意。
しかし、この20年間でテロは570件。
イスラエルは相変わらず、パレスチナ自治区に入植し、分離壁を築いている。
イスラエルの平和活動家ロビ・レムリンは兵役中だった二男を、パレスチナ人の狙撃手に殺された。
逮捕された犯人に、「殺人よりも、イスラエル人とパレスチナ人が協力するほうが価値がある」と手紙で語りかけた。
パレスチナ人の医師は、イスラエルの空爆により、ガザで3人の娘を殺された。
にもかかわず、憎まないと言っている。
来年2月には「それでも私は憎まない」という本が出版される。
イスラエルにもパレスチナにも、憎しみを横に置いて、平和を求める人たちがいることは間違いない。
ロビさんは、イスラエルはパレスチナ人が国を持たないかぎり、決して自由にならないと述べている。
イスラエルが自由になるために、パレスチナの自由を認めることが大切なのだ。
もう一度、オスロ合意の原点に立って、この紛争を早く終結させる必要がある。
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