原発事故555
淡水化装置内のホースの接続部を外してしまい、汚染水をあびてしまう。
こんな不注意ミスからもわかるように、2400人の作業員の現場は非常にきびしい。
作業員の多くは経験不足。
経験者は50ミリシーベルト以上を被ばくして、現場に立てず、事務の仕事をしているらしい。
経験が少ないうえ、作業員の給料は一日2万円程度。
福島県内の除染作業の仕事とほとんどかわらなくなり、士気の低下もささやかれる。
その経験不足の作業員を管理する能力も、なくなっているように思う。
諏訪中央病院の庭で
こんな状態で、柏崎刈羽原発の再稼働を申請している。
とんでもないことだ。
東電の人手不足の現場を二つに分けてしまったら、廃炉に向けての作業がさらに難しくなる。
再稼働した原発で、安全性が保たれるかのも疑問だ。
まず廃炉作業をきちんとすすめるべきで、スタッフを二分する余力などないはずだ。
とにもかくにも、東電は現場の管理能力を高める必要がある。
オエライさんが安全なところから命令するだけというのでは、「コントロール」はできないと思う。
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