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2013年11月22日 (金)

原発事故556

朝日新聞の[プロメテウスの罠」によると、長崎大学の山下さんは2011年3月17日、福島医大で300人の専門家に講演し、最後にこう結んだという。

「ぜひ、逃げ出すことのないように。事故による被曝は地震国で原発立国を進めてきた日本の宿命です」

「講演は約1時間、山下は終始、自信に満ちた表情だった」と記事にある。

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とんでもない発言である。
「地震国で原発立国を進めてきた宿命」というならば、科学者としてなぜ、その宿命を回避するために警鐘を鳴らしてこなかったのか。
宿命だから、被曝は我慢しろということなのか。

科学者は科学の専門家として、幸せな社会や未来を築くために発言や提案をすべきであるとぼくは思う。
専門家が専門家として存在する意味はそこにあるはずだ。

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