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2013年12月25日 (水)

がんばらない経済学27

この国の政治がよくわらない。
5.5兆円の補正予算が閣議決定された。
経済を冷やさないためというのはよくわかる。
消費税が8%にアップされるための準備だろう。

一方で、異次元緩和が続いている。
これも景気に火をつけるのに大切である。
でも、全部、錯覚や誤解、めくらましのような感じがする「荒業」である。

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1000兆円の借金を減らすというのが最も大事な仕事のはずなのに、
消費税を上げ、所得税を上げ、保険料を上げ、医療費や介護費の窓口負担を上げ、
次々に国民負担を増大させながら、200兆円の国土強靭化計画を行おうとしている。
とんでもない政策である。

社会保障費の個人負担を増やすなど、やらざるを得ないことには協力したいと思うが、
湯水のようにコンクリートにお金が流れていく今の政権の方針には納得できない。
コンクリートにお金を流すよりも、雇用の拡大や、安心や安全、子育てや医療、福祉にお金を回し、生活の安定をはかるべきだと思う。

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