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2013年12月24日 (火)

原発事故557

福島第一原発の事故後、何の反省もないまま、今後のエネルギー基本計画を決めた。
その方針は、原発再稼働をめざし、原発を重要なエネルギー源とするというもの。
とんでもないことだ。

経産省は3月に基本計画を議論する有識者会議から、原発に消極的な委員を外し、新たに原発推進派を入れた。
委員から疑問が示されたが、議長は「ほかの委員に失礼だ、がまんができない」と恫喝したという。
まともな意見も言えない会議で、一国のエネルギー基本計画が決まってしまう。
また、原子力ムラができはじめているとしかいいようがない。

Dsc_5091 秋の日の信州の紅葉

しかも、タイミングがなんともズルい。
日本中が秘密保護法で沸騰しているときに、さらっとにエネルギー基本計画を発表してしまった。

高レベル放射性廃棄物の最終処分の明確な方針がでないのにもかかわらず、
安易な方針を出すことは反対。
国の強引なやり方は、目にあまるものがある。
反対であることをはっきりと訴え、軌道修正させないと、とんでもない国になってしまいそうだ。

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