大晦日に思う
いよいよ2013年も最後の日になりました。
自分自身のことを振り返ってみると、この一年もよく動き回りました。
今年はアフリカを訪ねるところからスタートしました。
人類のゆりかごといわれる大地溝帯を2回、3週間ずつ訪ね、「我々はどこから来たのか、我々は何者なのか」を考えてきました。
ホモ・サピエンスというやっかいな動物にメスを入れ、人が幸福に生きるために本当に必要なものは何か、来年4月の出版を目指して、原稿を書きまくっています。
東北の被災地も何度も通いました。
チェルノブイリやイラクの子どもたちの支援などを行いながら、キエフの民主化運動やシリアな難民キャンプなども訪ねました。
晴天のスキー日和
日本を振り返ってみると、このところ不穏な空気がとても気になります。
原発事故で、これだけ人々を苦しめておきながら、何事もなかったように新しいエネルギー計画を立てたり、
特定秘密保護法をむりやり押し通したり・・・。
戦争で亡くなられた方を悼む気持ちを忘れてはいけないのはもちろんですが、
暮れに来て、突然、首相が戦争をひき起こした人たちのところにお参りにいく。
なんとも嫌な気配が漂いはじめています。
戦争にならなければいいなと思います。
どんな理由があっても戦争をしていいわけがありません。
民主主義の国である以上、黙りこんではいけないと思います。
それぞれが声をあげることが大事です。
--そんな思いで、大晦日を迎えています。
楓林というおそばやさんで
今もつらい状況で、年の瀬を迎えている方も多いと思います。
でも、負けないでください。
人生は、悪いことばかりではありません。
悪いことに押しつぶされないように、できるだけいいいことを考えながら、
来年こそはもっといい年になることをお祈りしています。
この一年、ありがとうございました。
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