コツコツと「見える化」を
茨城の方から手紙をいただいた。
茨城も低線量被曝のうわさが絶えず、風評被害のため、干し芋が以前ほど売れないというのだ。
手紙とともに、干し芋も送られてきた。
宣伝してほしいとも手紙に書かれていた。
やたらに宣伝はできないので、JCFのチームめとばーー信州大学の大学院生たちが運営している放射能測定所ーーで時間をかけて検査をした。
干し芋は2種類ともNDであった。
チームめとばで用いている検査機器の検出限界値は8.5ベクレル。
時間をかけて調べたが、検出値はゼロであった。
100ベクレル以下だから大丈夫と言わずに、ND値を詳しく公表することが大事だと思う。
こんなふうに放射能の見える化を図り、一つひとつデータをオープンにしていくことが大事だと思う。
その積み重ねが風評被害を解いていくことになる。
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