あたたかい医療を支える改革
諏訪中央病院にはいろいろな分野で、専門的な技術をもつ看護師が働いている。
感染管理認定看護師、感染症看護専門看護師、集中ケア認定看護師、救急看護認定看護師がいる。
緩和ケア病棟などでは、緩和ケア認定看護師やがん性疼痛看護認定看護師が働いている。
皮膚・排泄ケア認定看護師は床ずれの管理や、ストーマの患者さんたちのサポートをしている。
摂食・嚥下障害看護認定看護師は、食べることを専門にケアをしてくれる。
こういう人がいることで、おとしよりのケアのクオリティーが上がっていく。
全体の看護を束ねる認定看護管理者という看護部長もいる。
諏訪中央病院の看護は、あたたかさを第一の看板にしているが、そのあたたかさをしっかりした看護技術と専門的な知識が支えている。
諏訪中央病院は、1986年の大きな改革、98年の大きな改革を経て、現在のような360床の病院になった。
今回3回目の改革として、五十数億円をかけて、増改築がはじまっている。
救急体制の強化や地域連携の強化、病棟の質・アメニティーの改善、外来診療部や透析部門の充実、
それにドクターヘリに対応できるよう屋上ヘリポートの整備など、
新しい構想をもとに、さらに質の高い医療を目指している。
いろんな意味で、楽しみである。
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