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2014年2月14日 (金)

鎌田實の一日一冊(195)

「ブラック企業VSモンスター消費者」(今野晴貴、板倉昇平著、ポプラ新書、819円)

昨年は「ブラック企業」という言葉が流行語になったが、
「ブラック企業」で大仏次郎賞をとった今野さんの最新作だ。

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今回の本も、極悪クレーマー(消費者)が会社をブラック化するという。
ブラック企業は労働者だけでなく、消費者をも食い殺す。
「おもてなし」という言葉が流行しているが、この「おもてなし」が社会をブラック化する?
なかなか刺激的で面白い本だ。

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