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2014年2月 5日 (水)

告発の行方

アルツハイマー病の早期発見を目指す国家プロジェクト「J-ADNI(アドニ)」が、研究データの改ざんで揺れている。
告発があったにもかかわらず、その文書を、東大の教授で研究責任者に転送しているというからふざけたものだ。
これでは告発した人がさらしものになってしまう。

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教授は言い訳をしているが、どうも改ざんがあった可能性が高いようだ。
それを告発した人の人間性の問題にすりかえようとしている。
日本人がよくやるパターンだ。
レッテルを張る。
性格異常だとか、すぐに興奮するとか、勝手にレッテルを張る。

その検証を、教授がいる東大がするというから、またお笑いである。
結局、教授を守る検証になるのだろう。
これだから日本はどんどん二流の国になっていく。
エリートがおかしい。エリートはもっと凛としていなくちゃいけない。

研究というのは真剣勝負なはず。
ちょっとしたことでデータを変えてしまっていたら意味がない。
はたして告発の行方はどうなるかの。

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