« 3/12講演会のお知らせ | トップページ | 鎌田實の一日一冊(197) »

2014年3月11日 (火)

絆診療所

南相馬の絆診療所は今、仮設暮らしの人たちの食と運動、生きがいづくりに取り組んでいる。
吉本興業のような一座をつくり、みんなを笑わせたり、一緒にお昼ごはんをつくり、
おふるまいをしながら健康の話をしたり、“まけないタオル”を使って体操をしている。
医師と理学療法士、看護師、管理栄養士がチームを組んで、26の仮設住宅集会所をまわっている。
それも、もう2回巡目だという。

Dsc02329 甲状腺のエコー検査について説明する遠藤先生

食の面では、「鎌田式健康ごはん」が大好評。
管理栄養士の鶴島さんがフライパン一つでできる料理を目の前でつくって、喜ばれている。
野菜ジュースやサバ缶と野菜の蒸し煮などで、できるだけ野菜をとるようにすすめているとか。

生きがいづくりでは、手芸が人気だ。
20キロ圏内の家では、和服などがネズミに食われ、着れない状態になってしまった。
思い出の和服の古裂で、バッグや人形をつくって、東京のボランティア団体がバザーで売っている。
それが、集会場みんなの張り合いになっているという。

もちろん、医学的なサポートもしっかりしている。
集会所で、遠藤先生が甲状腺の病気について説明したり、理学療法士が運動教室を開いたり、ときめこまかい。

震災から3年。
復興はまだまだだが、絆診療所では、こんな取り組みがはじまっていた。
本当にすごい。

|

« 3/12講演会のお知らせ | トップページ | 鎌田實の一日一冊(197) »