« 桜そば | トップページ | 新刊のお知らせ »

2014年4月24日 (木)

「おはよう21」で新連載スタート

彼は、若年性認知症。
認知症のことを理解してもらいたいと、自らカミングアウトした。

学校で数学を教えたり、コンピュータのエンジニアをしていた。
40代から記銘力障害が現れ、今、ご飯を食べたかどうか、薬を飲んだかどうか、わからなくなってしまう。
自分で食事や服薬を記録するパソコンのソフトをつくり、記憶を補った。

1403282___2

お会いしたときは、最寄の駅まで一人で来ることができた。
しかし、どこの駅で乗り換えるというような場合は、はじめのうちは覚えていられるが、すぐに忘れてしまう。
自分でもそのことがわかっているからこそ、生活に支障が出ないように工夫する。
なんと、一人で北海道まで行ってくることもできた。

彼は、「認知症になったからといって、人生が終わったわけではない」と言う。
記憶に障害があっても、うれしい、楽しい、悲しいという心は動いていると訴える。

認知症は470万人、予備軍は400万人いるといわれている。
認知症になってもイキイキと生きていくことができる社会になるといいなとも、彼は言った。

               ◇  ◇  ◇

介護専門職の総合情報誌「おはよう21」(中央法規出版)で、鎌田實の新連載がスタートします。
介護に興味のある方、介護専門職の方はぜひ、お読みください。

|

« 桜そば | トップページ | 新刊のお知らせ »