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2014年4月11日 (金)

何のための臨床研究か

製薬会社のノバルティス社が、白血病治療薬の臨床研究に社員が不正にかかわった問題について、調査報告書を公開した。
それによると、本来、医師主導の中立的な治療研究であるべきなのに、ノバルティス社が会社ぐるみで医師をサポートしていたことがわかった。

ノバルティス社は、高血圧の薬の不正問題で、今後いっさい臨床研究にタッチしないといったはずなのに、
舌の根が乾かぬうちに、社員が患者のアンケート用紙を預かったり、データを持ち帰ったりと、改ざんを疑われてもしかたない接し方をしていた。

1403303___1 飯舘村にあった椏久里(あぐり)コーヒーのボリビアは、とてもおいしい。焙煎が深入りではなく、さわやか

こうした動きをみると、薬を開発するためでなく、売るための臨床研究ではないかと思えてくる。
臨床研究でいいデータを出したいということと同時に、医師と接して、その医師に薬を使う習慣をつけせさる。
そのために、たくさんの研究費が渡される。

今回この臨床研究の事務局は東大であるが、東大が不正にかかわったかどうかはわからない。
ただ、当たり前のように、利益を追求する製薬会社の社員にまるがかえでサポートしてもらうのはおかしい。
倫理観の欠如である。
そして、こんな構図をもつ日本の医療も、大きな問題である。

 

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