鎌田劇場へようこそ!(166)
「365日のシンプルライフ」
フィンランドの断捨離の映画。
青年が失恋をきっかけに、モノに囲まれた生活をリセットして、実験生活を行った。
ルールは4つ。
1、自分の持ち物すべてを倉庫に預ける。
2、一日に一個だけ倉庫から持ってくる。
3、一年間、続ける。
4、一年間、何も買わない。
この青年は、フォークや靴下、ペン、DVD・・・など、数えると約2万点あった。
そのなかで、どうしても必要なモノは100点、人生を楽しむためのモノは100点と気づく。
身のまわりには、たくさんのモノがあふれているが、自分の幸せには結びついていない。
それどころか、モノに支配されている場合もある。
モノを捨てるという行為は、実は自分にとって大切なものを見つけることだ。
自分の生活とモノを見直してみたくなる、なかなかいい映画である。
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