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2014年5月27日 (火)

鎌田實の一日一冊(204)

「ピッケルとヴィーゼ」(早坂義征著、水茎舎)

長野県の原村は、子どもや高齢者の医療費を無料にするなど、保健、福祉、医療を重視している。
人口7500人の小さな村だが、東日本大震災で被災した南三陸を支援。
村の職員2人を長期派遣したり、定期的に南三陸の人たちを村に招待したりしている。
ぼくが諏訪中央病院のCEOをしていたときには、清水村長には病院の副管理者としてたいへんお世話になった。
清水村長は今4期目。
この本は、清水村長の登山家としての足跡をえがいている。
エベレストなど、世界の名峰を7回制覇している。
著者も、原村在住。
ローカルな本であるが、なかなかおもしろい本である。
ちなみに、原村図書館では、6/11まで「早坂義征の世界」としてこの本を展示している。

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