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2014年7月21日 (月)

100回目

JCFではチェルノブイリの放射能汚染地域への医療支援を続けているが、このほど100回目の医療支援団を出し、無事に帰国した。
今回は、医療技師でもあるJCFの理事と、神谷事務局長が、ベラルーシの汚染地域の地区病院に、心電計や血液検査の試薬などを届けた。

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地区病院では、ウクライナ製の心電計を使っていたが、情勢混乱のため心電図の記録用紙が手に入らなくなってしまった。
今回は、心電計に記録ソフトをセットアップし、記録用紙がなくても、コンピュータの画面上で波形を確認できる。
一日50件の検査が行われており、心電計は大活躍だ。
また、ゴメリ州立病院の産婦人科小児科病院にはナージャ院長の要望により、一年分の血液検査の試薬を届けた。
この様子はこちら↓
ナージャ院長は100回目の支援を記念し、地区病院の庭に2本の桜を植樹。
一本はこれまでの支援に感謝を、もう一本はこれからの友情を込めたという。
これもJCFを支援してくださる多くのみなさんのおかげで、ここまで続けることができた。
今後も支援を続けながら学んだことを、福島での支援につなげていきたいと思う。

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