« 死の商人 | トップページ | 緊迫のイラク⑪ »

2014年7月24日 (木)

健康寿命をどう延ばすか

厚生労働白書によると、健康寿命(平成22年)が男性で70.42歳、女性が73.62歳であることがわかった。
健康寿命とは、介護などを受けずに自立して生活できる期間。
平均寿命との差が大きいほど、介護や医療が必要になる。
平均寿命まで男性は約9年、女性は約13年となり、この期間は0.4年拡大している。
いかに健康寿命を延ばすかが重要だが、
食生活に注意していない人が31.2%いるというのも見逃せない。
厚生労働省は健康寿命を延ばして、医療や介護の費用を抑えるために、生活習慣病の予防に重点的に取り組む必要があると方針を打ち出すことにしているという。

14060313___4

自分自身の最期はどこで迎えたいかという問いに、約50%が「自宅」と答えているが、
実際には8割が「病院・診療所」、という調査も気になった。
厚生労働省の国民生活基礎調査では、老老介護の実態も見えてきた。
65歳以上が65歳以上の人を介護する割合は51.2%、75歳以上が75歳以上を介護する割合は29%にもなり、
年々増加している。

|

« 死の商人 | トップページ | 緊迫のイラク⑪ »

心と体」カテゴリの記事