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2014年7月 7日 (月)

緊迫のイラク⑧

シリア軍が越境攻撃を開始し、10年前からJIM-NETが支援してきたアル・ワリードのキャンプが崩壊した。
ここにいた100人以上の難民は、とりあえずヨルダン側のノーマンズランドに避難したが、テントもない状態だという。
難民ヨルダンへの入国を希望しているが、ヨルダン側は入国を拒んでいるとのこと。

File_247 以前のアル・ワリードの難民キャンプの様子

シリアはシーア派、イラク北部で次々に町を制圧しているのはスンニ派の過激派集団ISISである。
いよいよシリアとイラクの両国にまたがって、内戦に近い状態になりはじめている。
ISISが制圧したモスルでは、イラク軍の空爆がはじまったという。
空爆がはじまると、一般市民の被害は拡大する。
内戦状態はさらに混乱していく可能性がある。

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