69年目の敗戦の日である。
ぼくは今日この日を、甲子園で迎える。
甲子園では連日、平和の時代に生まれた若者たちが、無心に球を追い、熱闘を繰り広げている。
かつて多くの若者たちが、戦争に行き、帰らぬ人となった。
野球や勉強、音楽、恋愛・・・。
戦争がなければ、当たり前のように人生を謳歌していたはずだ。
チェロとピアノの名曲「夜の歌」を残した作曲家・尾崎宗吉も、戦場で命を落とした。
この曲に心を鷲掴みにされ、毎朝聞いている。
明日16日の朝日新聞朝刊に、「ぼくが見た8月15日の甲子園」が掲載されます。
ぜひ、読んでください。