サイトウキネンフェスと子どもたち
サイトウ・キネン・フェスティバルin松本が始まった。
長野県と実行委員のご厚意で、福島から郡山ジュニアオーケストラのメンバーと保護者45人が招待された。
6時間かけて、松本までやってきた一行は、「子どものための音楽会」と「兵士の物語」を鑑賞した。
「子どものための音楽会」で、ベートーベンの「第9番」を指揮したのは、なんと小澤征爾さん。
サプライズである。
音楽を志す、小中高校生のメンバーは、目を輝かせた。
「カッコイイ」
「迫力がすごい」
小澤さんは、子どもたちにわかりやすく語りかける。
「第一楽章はもやもやとしているんだよ」と言いながら、かっこいい指揮をした。
来年からサイトウ・キネン・フェスティバルは、セイジオザワ・フェスティパルに名称を変更するという。
音楽には人を元気にする力がある。
悲しいときやつらいときには音楽がなぐさめてくれる。
うれしいときには、もっとうれしくさせてくれる。
この日、音楽につつまれた子どもたちはとてもうれしそうだった。
| 固定リンク