心の憩いの場所
考え事をするときなど、いつもここを散歩する。
尖石遺跡。
美しい雑木林があるが、その手前には湿原のような水辺がある。
雑木林の落ち葉の上を歩くと、
まるで今も縄文人がいるような気がしてくるから不思議だ。
気候が穏やかで、雑木林からどんぐりや木の実がたくさん採れた。
鹿や熊などの肉にもありつくこともできた。
尖石という石が発見されている。
この近くから黒曜石が出ており、それを使って矢じりが作られた。
ここには矢じりの生産工場があったとも推測されている。
その矢じりは遠く青森の三内丸山遺跡からも出土。
当時、長野から運ばれたと考えられている。
縄文人になったぼくは渋面をつくり、林の中をうろうろと歩き回る。
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