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2014年9月 6日 (土)

鎌田劇場へようこそ!(175)

「アルゲリッチ 私こそ、音楽」
今世紀最高のピアニストともいわれているマルタ・アルゲリッチのドキュメンタリー映画。
おもしろい。
天衣無縫、自分の感情の赴くままに生きてきた。
16歳で、2つのコンクールで優勝。
24歳で、ショパン国際ピアノコンクールで優勝。
私生活でも、二度の結婚、離婚を繰り返し、父親の違う娘を3人産んだ。
この映画は、三女が撮っている。

Poster2

アルゲリッチが22歳のとき、中国人の指揮者との間に生まれたリダ・チェンは、
事情があり一緒に暮らすことができなった。
二女アニーは、母親の代わりに妹の面倒を見てきた。
映画をとった末の娘ステファニーは、有名なピアニストを父にもつ。
その彼女も、母に反発し、近づきつつ離れる複雑な関係を築いてきた。
それぞれの家族が傷つき、もがき、苦しんでいる。
アルゲリッチ自信も、自由に生きるがゆえに人を傷つけ、自らも苦しみ、そのなかから新しい形の芸術を生み出している。
聴衆を圧倒する力強い演奏。
スキャンダラスな私生活。
気分屋で情熱的な性格。
彼女のすべてが芸術の一部だと感じた。
9/27からBunkamuraル・シネマでロードショー。

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