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2014年9月16日 (火)

3年半後の保育園

南相馬にあるよつば保育園では、子どもたちの命と健康を守るため、健診や保養、放射能の見える化を徹底している。
保育園の中に、放射能の測定所を設け、給食の材料は測定して合格したものだけを使っている。
食材は、ほとんど県外のもの。
というのも、園児の母親たちの多くが、「野菜は県外産のものを選んでいる」ということで、
保育園でも保護者の考え方を尊重している。
飲み水はペットボトルを使用している。

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園庭は、毎日、放射能の測定をしている。
以前は毎時1マイクロシーベルトだったが、0.09マイクロシーベルトまで下がった。
繰り返し除染し、子どもたちが安心して跳び回れるようにしている。
ただし、無理強いはしない。
外で遊ばせるか遊ばせないかは、保護者の判断に任せている。

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ぼくが訪ねた8月末のこの日、子どもたちはニコニコ生き生きと跳び回っていた。

                     ◇

同じ南相馬にある絆診療所に講演に行くと、応援団の人たちが、ほっきご飯をつくってくれた。
絆診療所でのぼくの講演会は5回目。
いつもおいしい昼食付で、仮設住宅の人たちが集まってくる。

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絆診療所は医師と看護師、管理栄養士、OTとで仮設を回り、「負けない体操」を普及させたりしながら、楽しく健康増進活動を続けていた。

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