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2014年11月11日 (火)

ホスピスの干し柿

諏訪中央病院の緩和ケア病棟でボランティアをしてくれている人たちが、
柿を持ってきた。
渋柿。
皮をむいて、病棟のベランダにつるして干し柿にする。
冬の空気のなかで甘くなった干し柿を、患者さんたちに食べてもらうのだ。
これが、毎年恒例の行事になっている。

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干すというのは、先人のすごい知恵だと思う。
干し芋は甘みが増し、カルシウムも23倍増強する。
しいたけは、干すとビタミンCが10倍に。
高野豆腐も、干すことでレジスタンスタンパクが増え、亜鉛や鉄分が多くなる。
乾物は、健康にいいのだ。
今年の干し柿も、きっとおいしくなると思う。

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