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2014年12月30日 (火)

カマタの怒り12

~過去最高の企業の内部留保

2013年度末に、企業の余剰金である内部留保が304兆円という過去最高額を更新した。
このお金は、企業にとって、手元資金としてどうしても必要な部分があることは間違いない。
成長するために資本投資する必要もある。
しかし、これから法人税をさらに下げるということになれば、内部留保はますますたまっていく。

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法人税を下げるのであれば、
この内部留保を従業員の賃上げや整備投資に回すようにできないか。
そうすれば、景気は必ずよくなっていく。
社会福祉法人は一施設当たり3億円の内部留保があるとされている。
政府は、ここに手をつっこもうとしている。
もし、それをするならば、同時に企業の内部留保にも着手し、景気をよくするため、社会を豊かにするために使うようなルールを作る必要があるように思う。
これができるのは、政治の力以外にない。
来年こそ、政治にしっかりしてもらいたいものだ。

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