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2014年12月 2日 (火)

菅原文太さんからのバトン

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11月28日、菅原文太さんが亡くなった。
とてもさびしい。
いろいろなことが思い出される。
今年は6月と8月に、蓼科のナマステにカレーを食べにいった。
9月には、文太さんに誘われて、福島にボランティアに行った。
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がんを克服し、救われた、地球に生まれてよかった
と感謝できる環境を守りたい、と言っていた。

ミツバチが減っていることを気にしていた。
農薬のまきすぎではないか。
野菜の生産量をあげるために農薬を使い、ミツバチが少なくなって受粉ができなくなり、
その結果、野菜の生産量が減る--。
悪循環なのだと怒っていた。
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原発の再稼働に関しても、とても心配していた。
大好きな日本をいい形で若者や子どもたちにバトンタッチしなければ、と強く思っているようだった。
効率や欲望に走り過ぎてはいけない、と日本のことを心配していた。

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文太さんは、おそらく自分の体のことは全部承知していたのだろう。
限りある命のなかで、
伝えておかなくちゃいけないこと
言っておかなくちゃいけないこと
やっておかなくちゃいけないこと
男の中の男、菅原文太は腹をくくっていたのだと思う。
文太さんから言われた、
環境を守ることや、命を大事にすること。
文太さんからバトンを受け継いで、同じ気持ちで走り続けなければならないと思っている。
写真は、今年8月、蓼科で対談したときのもの

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