町の本屋さん
町の本屋さんはがんばっている。
その一つ、大阪の隆祥館書店には、「作家と読者のつどい」に2回、ボランティアで行ったことがある。
この書店は、昔からある小さな本屋さんで、店長が無類の本好き。
そのとき来てくれたお客さんが、翌日、杖をついて再びお店を訪ね、
「よくこの企画をしてくださいました。生きる力をいただきました」と話したとか。
店長はもらい泣きをしたそうだ。
このエピソードが、「女性情報」で紹介されている。
(記事は、クリックすると大きくなります)
当時、年間20回ほど書店で講演をしてまわったが、ほとんどが大型の書店。
それだけでは鎌田らしくないと思い、大坂ではこの隆祥館書店と小林書店に行き、よろこばれた。
ネットで簡単に買える時代だが、町から本屋さんが消えてしまうのはさびしい。
がんばっている町の本屋さんは、いつでも応援したいと思っている。
| 固定リンク