あけましておめでとうございます。
過激派集団「イスラム国」の足音が聞こえてくるアルビルで、
平和がどれほど大切なものかを実感しています。
今年こそ、世界が平和であることを願っています。
子どもたちが当たり前に育つことができ、教育を受けるチャンスがある。
そんな世界になればいいと切に願います。
日本は、格差の指標となるジニ係数が、徐々にアメリカ並に近づいて、格差が大きくなっています。
できるだけ分厚い中間層をつくらなければいけない日本で、新自由主義を展開するアベノミクスは、
たくさんの子どもや女性の貧困をつくりだしました。
雇用の形態を変え、若者たちも、未来が見えなくなっています。
格差をなくし、希望のある、あたたかい日本にするにはどうしたらいいのでしょうか。
ぼく自身は、もっと自由人になりたいと思っています。
言うべきことをきちんと言い、やるべきことをきちんとやる。
空気を読んでばかりいないで、空気をかきまわす勇気を、今年こそ持ちたい。
18歳の夏、父から「自由に生きてよい」と言われました。
66歳になってわが身を振り返ると、本当の自由人になっているとは思えません。
もっと、もっと自由人になって、やるべきことをやる一年にしたいと思っています。
そのための勇気を持ちたいと思います。
今年一年、よろしくお願いいたします。
--イラクの難民キャンプより愛を込めて。
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