アルビル救援活動(その3)
アンカワモールキャンプの子どもたち
夜中の飛行機でアンマンからアルビルに移動。
時差で体が慣れていないため、ほとんど眠れなかった。
着くとすぐにアンカワの診療所のナガム先生の家でランチを食べた。
ブドウの葉やトマトの中にご飯をつめてオリーブオイルで作ったドルマがおいしかった。
食事を終えると、ナガム先生の案内で、アンカワモールキャンプへ。
ここは、建設中のショッピングモールを難民キャンプにしている。
コンクリート打ちっぱなしなので、埃と湿気がひどい。
日が射し込まないために寒い。最も体に悪いキャンプだ。
トイレと洗濯場と炊事場が一か所になっている。感染性腸炎が起きたら、集団感染してしまう。
ナガム先生も、呼吸器の患者が多くなっていると心配している。
日が射し込まないために寒い。最も体に悪いキャンプだ。
トイレと洗濯場と炊事場が一か所になっている。感染性腸炎が起きたら、集団感染してしまう。
ナガム先生も、呼吸器の患者が多くなっていると心配している。
部屋の状況を見せてもらいに入った。
3歳の娘が「イスラム国」に誘拐されたという家族がいた。「イスラム国」の司令官に娘を返すよう訴えたが拒否されたという。
42歳のお母さんが70歳くらいの老人に見えた。精神的にも病んでいると言っていた。夫が視力障害者であるため逃げ遅れたことを後悔している。ここでの生活も、目の見えない彼にとってかなり生活しにくそうだ。
このキャンプでも、できるだけ早く生活改善が必要なように思う。
ナガム先生とナガム先生の聖マリア教会診療所を支援する契約を結んだ。
聖マリア教会診療所を支援すれば、当然、この難民キャンプの医療支援にもつながる。
半年間は薬を中心とした支援をしたいと思っている。
ぜひ、お力添えをお願いします。
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