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2015年2月10日 (火)

後藤さんの死を悼む(2)

「目を閉じて、じっと我慢。怒ったら、怒鳴ったら、終わり。それは祈りに近い。
憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。-そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった」
「イスラム国」に殺された後藤健二さんの言葉だ。

「教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった」という言葉、何となくわかる。
アラブの人はあたたかくて、やさしい。
イスラム教は、許しの宗教だと言う人もいる。
「目には目を」というハムラピ法典の言葉は今もイスラム世界に残っているが、
それは被害を受けたら許してもいいというのが大前提。
許せないときは、目をやられたら、目だけだぞ、という罰をを与えるときの限界を示していると教わった。

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「イスラム国」は、資本主義社会を憎悪している。
その憎悪を溶かす方法はないのだろうか。
彼らも同じ人間。
イスラムには、喜捨という考え方があるはずだ。
どこかに同じ人間として通じ合えるチャンネルがあると思う。
彼らの憎悪に負けて、こちらも憎悪をかきたてるのではなく、
アラブの世界に愛を広げることができたらいいなと思う。

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