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2015年2月27日 (金)

ISのある世界を考える⑩

シリア人は2000万人の国民のうち、350万人が国外へ難民となり、690万人が国内避難民となっている。
国民の半数が過激派組織「イスラム国」を中心にした内戦の被害に遭っているといえる。
「イスラム国」の非道な行いの一方で、アサドの一般市民に対する虐殺もひどい。
いったんはトルコに脱出したシリアの若者たちがいてもたってもたまらず、シリアに戻って反アサドの武装勢力に参加したり、
学校の教師たちが反アサドの一つである「イスラム国」に参加したりしているという。
「イスラム国」の外国人兵士は1万5000人といわれてきたが、最近では2万人を超えた。

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残虐な兵士一人ひとりも、個人としてみていくと、まじめで、友だち思いで、ふるさとが好きで、
国を大切に思っている当たり前の青年なのかもしれない。
それが集団になると、自分のなかにある善的なものを薄め、悪につながる爆破力をあらわしてしまう。
人間は難しい生き物だ。

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