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2015年4月30日 (木)

ISのある世界を考える(22)

「イスラム国」に忠誠を誓っているボコハラムが暴れるナイジェリアで、
訳のわからない病気が発生した。
頭痛や意識障害がおき、発症から24時間で亡くなる人も多い。
すでに23人が発症し18人が亡くなっているという。
エボラウイルスは今のところ検出されていない。
急性脳炎を起こしている可能性が高いが、原因はまったくわからない。
メタノールが関係しているという説もあり、感染症かどうかも、今のところ不明。

1504283fullsizerender 花が咲く諏訪中央病院の庭

エボラ出血熱が多発したシエラレオネやリベリアなどの国は、
貧困や政情不安という状況が感染症の蔓延を助けている。
今回も、ボコハラムが暴れているナイジェリアで、なぞの感染症が起これば、急激に広がる可能性がある。
健康を保ち、感染症などから身を守るには、政情の安定や平和がなくてはならない。
「なぞの病気」、とても怖い。

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