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2015年4月27日 (月)

聴診器でテロと闘う(8)

難民キャンプをまわって気づくことは、医療の手がまったく入っていないところと、医療の手が入っているところの差が激しいということだ。
さらに驚くのは、医療が入っているところは、薬の量が非常に多い。
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日本は、世界有数の長寿王国だが、こんなに多くの薬を出さない。
薬を出しながら、生活習慣を変更するにように指導する。
コミュニケーションの道具として薬を出すこともある。
薬を減らすための努力が必要だと思うーー。
イラクのドクターにこんなことを話した。
ナガム先生は理解してくれ、
これから難民キャンプで、減塩に注意し、ウォーキングなども行っていこうという。

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40年前、長野でやってきた健康づくり運動は、
今、難民キャンプでも活かされる。
難民キャンプの人たちの健康づくりのために、繰り返し訴えていきたいと思う。

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