ISのある世界を考える(23)
シリアの反体制派が巻き返しをはかりだした。
反体制派の自由シリア軍はヌスラ戦線と連携し、
シーア派のアサド政権を揺さぶっているという。
どうもスンニ派のサウジアラビアとトルコが反体制派にテコ入れをしているのではないかといわれている。
反体制派は、アサド政権のお膝元であるダマスカス南部のパレスチナ難民地区ヤルムーク地区も一時期、制圧した。
この地区には、友人の国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の幹部の清田ドクターが救援に入っている。
国連の機関なので十分に安全に注意していると思うが、
政府と反政府の攻防のあるところに、支援に入るというのは大変なことだと思う。
なんとか早く政治的な解決をはかり、戦争状態を止めてもらいたい。
そして、両方に医療や教育の支援をすることが大事である。
ISが制圧したイラクの大都市モスルにも、イラク政府軍の攻撃が始まるだろう。
また多くの難民が出る。
とにかく難民を助けていくことが急務である。
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「日曜はがんばらない」(文化放送)のスポンサーになってくれ、これまでも多くの支援をしてくれていた化粧品とサプリメントの会社「アルソア」の副社長が、緊急支援として100万円を寄付してくれた。
また、福島出身の大越さんという方が東京でコンサートとぼくの講演会を開いてくれ、その利益10万円をJCFに寄付してくれている。
6月になったら、またイラク難民キャンプに支援に行く。
このお金を有効に使って、難民キャンプで健康講演会や、できたら料理教室を開き、巡回診療を続けていきたいと思う。
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