ISのある世界を考える(26)
アルビルで自爆テロを計画していた6人のクルド人が逮捕された。
この6人のクルド人はISに加入していたという。
悲劇の民クルドは一枚岩のようになって生きてきたが、
職がなかったり、生きがいがなかったりすると、ISに心を奪われてしまうようだ。
ラマディは完全にISに制圧された。
イラク政府軍の敗因は、強いシーア派民兵が戦線に加わっていなかったことが大きかったといわれている。
イラクの7割近くはシーア派。
戦乱が続くならば、いっそシーア派だけでまとまろうとする動きもある。
シーア派のイランはそれを狙っており、民兵部隊の一部を後押ししているともいわれている。
イランの後押しを受けることは、戦争をより拡大し、長引かせる可能性もある。
シーア派とスンニ派の融和が必要なのに、両者の徹底的な対立になってしまう。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- オンラインイベント開催中!(2023.03.19)
- ウクライナを想う(64)(2023.03.08)
- ウクライナを想う(63)(2023.02.28)
- ウクライナを想う(62)(2023.02.27)
- チョコ募金・受付終了!(2023.02.14)