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2015年5月21日 (木)

安保法制、慎重な審議を

トルコで開かれたNATO外相会談に日本も参加した。
ウクライナのクリミア半島を今年3月併合する際、「核兵器を準備していた」とプーチンが言っている。
その後もウクライナ東部では、ロシア軍の兵器が提供されるだけでなく、ロシア軍の兵士も隠れるように参加し、住民の煽動を行ったりして、
かつての冷戦に近いような状況が起こり始めている。

それだけではない。
シリアのISや、リビア、アフガニスタンなど15か国、29武装勢力が跋扈している。
NATOのアフガン治安部隊の維持費だけで年間約6000億円かかるという。

NATOは、安倍首相が安保法制を変えようとしていることにつけこんで、
お金や人、武器も出してほしい、と予想どおりの期待を寄せている。
日本は独自で非軍事を貫き、人道支援を行ったほうが日本の立場をよくすると思う。
安保法制が国会で審議されるが、慎重に審議してほしい。

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