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2015年5月17日 (日)

動画「地雷と気化爆弾」

シリア内戦では、危険で残虐な兵器が多く使用され、一般市民が犠牲となっている。
燃料気化爆弾は殺傷力が高く、生き残ってもシビアな障害が残る。
残虐な兵器を買わないように、国連決議が必要だ。

Photo 今年1月、ザアタリキャンプで出会ったイサームさんは地雷で足を失った

地雷は地雷禁止条約があるが、シリアは批准していない。
シリアで農業をしていた青年は、自分の農地で地雷を踏み足を失くした。
JIM-NETでは、日本外務省のNPOを支援する事業から支援をもらい、そうした兵器により障害を負った、ヨルダンのザアタリキャンプや都市難民の人々の機能回復訓練を行っている。
義手や義足づくりは、外務省の支援事業の対象から外れるため、「希望の足プロジェクト」として、鎌田實の本『1%の力』(河出書房新社)の印税などを充ててきた。

「地雷と気化爆弾 兵器が傷つけるもの」という、この動画を見てください↓


気化爆弾や地雷の恐ろしさがわかる。
兵器として使うだけでなく、作ることをやめないといけない。
ISは逃げるときに、地雷を埋めていくという。
戦争が終わった後も、子どもたちが地雷の被害に巻き込まれたりする。
危険で残虐な武器の使用禁止を、世界がすすめなければいけない。

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