キャンドルセレモニー
諏訪中央病院看護専門学校で、キャンドルセレモニーがあり、1年生がはじめて白衣を着た。
去年までは、キャッピングセレモニーといい、はじめてナースキャップをかぶった看護師の卵が、臨床に出て行った。
キャップは、若干であるが感染症のリスクがあるということがわかり、諏訪中央病院ではすでに廃止してきた。
看護学校はナイチンゲール精神を受け継ぐため、セレモニーとして行ってきたが、
今年からはキャンドルという形になった。
専門学校の玄関のところにあるナイチンゲールの銅像に火を灯し、
その火を一人ひとりが受け継いで、病む人たちのために、自分の力のすべてを使うことを誓った。
久しぶりに看護学生から出席の依頼があり、開会のあいさつをし、
「これから、看護のやさしさを学ぶための闘いのはじまり」とメッセージを送った。
この5年間、国家試験全員合格が続いている、まれな学校である。
先生たちの教育が厳しく、行き届いている。
臨床の看護師の先輩たちの指導がいい。
地域の患者さんたちも、看護実習に協力的である。
たいへん恵まれた環境で、看護師を育てることができている。
3年後、立派な看護師になることを祈る。
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